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12.4 Plotting Options

すべてのオプションは、この節のキーワードの1つで始まり、 1つ以上の値が続くリストで構成されます。 オプションのほとんどは (plot2d, plot3d, contour_plot, implicit_plot) どのプロットコマンドでも。また関数set_plot_optionの中でも使うことができます; 例外は以下のリストで指定されます。

プロットオプション: adapt_depth [adapt_depth, integer]

適応プロットルーチンで使われる分割の最大数です。

デフォルト値: 5

プロットオプション: axes [axes, symbol]

ここで、symboltrue, false, x, yのいずれかでありえます。 もしfalseなら、軸は表示されません; もしxyに等しいなら、xかy軸のみが表示され、 trueに等しいなら、両方の軸が表示されます。 このオプションはplot2dとimplicit_plotだけが使います。

デフォルト値: true

プロットオプション: azimuth [azimuth, number]

plot3dプロットは plot2dと同様の水平軸と垂直軸に関してx軸とy軸と、 紙から垂直に出てくるz軸で始まるものと考えることができます。 z軸はその後x軸の回りにelevationに等しい角度だけ回転され、 その後、xy平面は新しいz軸の回りに角度azimuthだけ回転されます。 このオプションはazimuthに関する値を単位、度で設定します。

デフォルト値: 30

elevationも参照してください。

プロットオプション: box [box, symbol]

もしtrueに設定されるなら、 境界枠がプロットに表示されます; もしfalseに設定されるなら、 枠は表示されません。

デフォルト値: true

プロットオプション: color [color, color_1, …, color_n]

plot2dとimplicit_plotでは、様々な曲線の色を定義します。 plot3dでは、パレットが使われない時、表面のメッシュ線の色を定義します; 表面の片方の側面は色color_1を持ち、逆の側面はcolor_2を(またはもし1つの色しかないなら、同じ色を)持ちます。

もし色よりも曲線や表面が多いなら、色は順に繰り返されます。 gnuplotを使う時、色は、 青、赤、緑、マゼンタ、シアンまたは黒です; xmaximaでは、色はそれらもしくは文字#で始まり、6桁の16進数字が続く文字列です; 2つは赤成分、2つは緑成分、2つが青成分です。 もし未知の色の名前が与えられたら、黒が代わりに使われます。

デフォルト値: blue, red, green, magenta, black, byan

プロットオプション: colorbox [colorbox, symbol]

ここで、symboltruefalseであり得ます。 もしtrueなら、 plot3dはzの違った値を表現するために、 違った色のパレットを使う時はいつでも、 zの値の大きさに従って使われた色を示す枠が右に示されます。 このオプションはxmaximaでは機能しません。

デフォルト値: false

プロットオプション: elevation [elevation, number]

plot3dプロットは plot2dでの水平と垂直軸にxとy軸に 紙から直立に立ったz軸から始まると考えられます。 その後、z軸はx軸の回りを elevationに等しい角度だけ回転し、 xy平面は新しいz軸の回りを azimuth角度だけ回転します。 このオプションはelevationの値を度単位で設定します。

デフォルト値: 60

azimuthも参照してください。

プロットオプション: grid [grid, integer, integer]

3次元プロットのためにx方向、y方向で使われるグリッド点の数を設定します。

デフォルト値: 30, 30

プロットオプション: legend [legend, string_1, …, string_n]
プロットオプション: legend [legend, false]

複数のプロットが示される時、プロットのラベルを指定します。 もし与えられたラベルの数より多くの式があるなら、ラベルは繰り返されます。 もし値falseが与えられるなら、凡例は表示されません。 デフォルトでは、式や関数の名前が使われます。また、点の離散集合に関しては、 単語discrete1, discrete2, …が使われます。 このオプションはset_plot_optiionで設定することができます。

プロットオプション: logx [logx]

水平軸を対数的にスケールするようにします。 set_plot_optionでは使うことはできません。

プロットオプション: logy [logy]

垂直軸を対数的にスケールするようにします。 set_plot_optionでは使うことはできません。

Plot option: mesh_lines_color [mesh_lines_color, color]

パレットが使われる時、plot3dがメッシュ線を描くのに使う色を設定します。 オプション colorと同じ色を受け付けます。 (colorで許される色のリストを参照してください。) 値 falseを与えて、メッシュ線を完全に消すこともできます。

デフォルト値: black

プロットオプション: nticks [nticks, integer]

plot2dで関数をプロットする時、 関数をプロットするための適応プロットルーチンによって使われる点の数の初期値を与えます。 plot2dやplot3dでパラメトリック関数をプロットする時、 プロットで表示される点の数を設定します。

デフォルト値: 29

プロットオプション: palette [palette, [palette_1], ..., [palette_n]]
プロットオプション: palette [palette, false]

1つのパレットか複数のパレットのリストで構成されます。 それぞれのパレットは4つの数が続くキーワード付きリストです。 最初の3つの数は、0と1の間でなければならず、 zの最小値に割り当てられる基本色の色調と飽和、値を定義します。 キーワードは3つの属性(色調、飽和、値)のいずれかがzの値に従っての増えることを指定します。 その最後の数は1よりも大きいこともマイナスでもありえます; 変更された属性の対応する値は法1で丸められます。

gnuplotはリストの中の最初のパレットだけを使います; xmaximaは、複数の表面が一緒にプロットされる時、リストの中のパレットを順に使います; パレットの数が尽きたら、それらは順に繰り返されます。

メッシュ線の色はオプションmesh_lines_colorで与えられます。 もしpaletteが値falseを与えられたら、 表面は陰影されず、曲線のメッシュだけで表されます。 その場合、線の色はオプションcolorで決定されます。

デフォルト値: [hue, 0.25, 0.7, 0.8, 0.5], [hue, 0.65, 0.8, 0.9, 0.55], [hue, 0.55, 0.8, 0.9, 0.4], [hue, 0.95, 0.7, 0.8, 0.5]

プロットオプション: plot_format [plot_format, format]

ここでformatは以下のいずれかです; gnuplot, xmaxima, mgnuplot, gnuplot_pipes.

プロットで使われるフォーマットを設定します。

デフォルト値: Windowsシステムではgnuplot, 他のシステムではgnuplot_pipes

プロットオプション: plot_real_part [plot_real_part, symbol]

trueに設定される時、プロットされる関数は 実数値がプロットされる複素関数と見なされます; これはrealpart(function)をプロットすることと同値です。 もしfalseに設定されたら、 関数が実数値を与えない時には何も表示されません。 例えば、xが負の時、log(x)は、 実数値がlog(abs(x))に等しい複素数値を与えます; もしplot_real_parttrueだったなら、 log(-5)log(5)としてプロットされますが、 もしplot_real_partfalseだったなら、 何もプロットされません。

デフォルト値: false

プロットオプション: point_type [point_type, type_1, …, type_n]

gnuplotでは、 , each set of points to be plotted with the style スタイル“points”か“linespoints”でプロットされた点のそれぞれの集合は このリストから取られたオブジェクトで順に表されます。 もしこのリスト内のオブジェクト以上に点の集合があるなら、 それらは順に繰り返されます。 使うことができる可能なオブジェクト: bullet, circle, plus, times, asterisk, box, square,triangle, delta, wedge, nabla, diamond, lozenge

デフォルト値: bullet, circle, plus, times, asterisk, box, square,triangle, delta, wedge, nabla, diamond, lozenge

プロットオプション: psfile [psfile, string]

このオプションは、プロットをスクリーンに表示する代わりに、 stringに等しい名前のポストスクリプトファイルに保存します。 デフォルトでは、そのファイルは、変数maxima_tempdirで定義されたディレクトリに 生成されます; 変数の値を変えて、違うディレクトリにファイルを保存できます。

プロットオプション: run_viewer [run_viewer, symbol]

プロットフォーマット用の適切なビューアを走らせるかどうか制御します。

デフォルト値: true

プロットオプション: style [style, type_1, …, type1_n]
プロットオプション: style [style, [style_1], …, [style_n]]

様々な関数やデータ一式のために2dプロットで使われるスタイル。 単語styleの後には、1つ以上のスタイルが続きます。 もし与えられたスタイルよりも多くの関数やデータ集合があったら、スタイルは繰り返されます。 それぞれのスタイルは、実線のためにはlines、孤立点のためにはpoints、 線分と孤立点のためにはlinespoints、点線のためにはdotsを取り得ます。 Gnuplotでは、impulsesスタイルも使えます。

スタイルのそれぞれは、いくつかの追加のパラメータとリストの中に入れることができます。 linesは、1つか2つの数を取ります: 線の太さと、色を指定する整数。 デフォルトの色コードは、1: 青, 2: 赤, 3: マゼンタ, 4: オレンジ, 5: ブラウン, 6: ライム, 7: アクア、です。 もしX11ではない端末でGnuplotを使うなら、これらの色は、違っているかもしれません; 例えば、もしオプション[gnuplot_term,ps]を使うなら、色インデックス4は、 オレンジではなく、黒に対応します。

pointsは、1つか2つか3つのパラメータを取ります; 最初のパラメータは、点の半径、 2番目のパラメータは、同じ色を選択する(linesで使われるコードと同じ)整数、 3番目のパラメータは現在、Gnuplotでだけ使われており、点の代わりにいくつかのオブジェクトに対応します。オブジェクトのデフォルト値は、1: 黒丸, 2: 白丸, 3: 十字, 4: ×, 5: 米印, 6: 黒四角, 7: 白四角, 8: 黒三角, 9: 白三角, 10: 黒逆三角, 11: 白逆三角, 12: 黒菱形, 13: 白菱形、です。

linesdotsは、4つまでのパラメータを取ります; 線の太さ、点の半径、色、点を置き換えるオブジェクトのタイプ。

デフォルト値: lines (太さ1で、オプションcolorで与えられた最初の色を持つ線で結んだ点一式をプロットします)

colorpoint_typeも参照してください。

プロットオプション: t [t, min, max]

パラメトリックプロットのデフォルトの範囲。

デフォルト値: -3, 3

プロットオプション: transform_xy [transform_xy, symbol]

ここで、symbolfalseか 関数transform_xyを使うことで得られる結果をとり得ます。 もしfalseと違うなら、 plot3dで3座標を変換するのに使われます。

デフォルト値: false

make_transform, polar_to_xy, spherical_to_xyzを参照してください。

プロットオプション: x [x, min, max]

2dプロットコマンドの最初の(またはplot3dの最初の二つのどちらかの) オプションとして使われる時、 1番目の独立変数がxであることを示し、その範囲を設定します。 最初のオプションの後(またはplot3dでは2番目のオプションの後)、 プロット内で示される有効な水平領域を定義するために、 再び使うことができます。

プロットオプション: xlabel [xlabel, string]

1番目の軸をラベルするstringを指定します; もしこのオプションが使われないなら、 plot2dかimplicit_plotで関数をプロットする時、そのラベルは独立変数の名前です。 plot3dで表面を、もしくはcontour_plotで等高線をプロットする時、 そのラベルは1番目の変数の名前です。 パラメトリックプロットの場合、1番目の式です。 set_plot_optionでは使うことはできません。

プロットオプション: y [y, min, max]

plot3dでの最初の2つのオプションの1つとして使われる時、 独立変数の1つがyであることを示し、その範囲を設定します。 そうでなければ、 プロットで示される2番目の変数の有効領域を定義します。

プロットオプション: ylabel [ylabel, string]

二番目の軸をラベルするstringを指定します; もしこのオプションが使われないなら、 plot2dやimplicit_plotで関数をプロットする時、そのラベルは、”y”となり、 plot3dで表面をプロットするときや、contour_plotで等高線をプロットする時、 二番目の変数名となり、 パラメトリックプロットの場合には、二番目の式になります。 set_plot_optionでは使うことはできません。

プロットオプション: z [z, min, max]

プロットで示されるzの値の有効範囲を設定するためにplot3dで使われます。

プロットオプション: zlabel [zlabel, string]

plot3dを使う時、第三軸をラベルするstringを指定します。 もしこのオプションが使われないなら、 そのラベルは、 表面をプロットする時は“z”となり、 パラメトリックプロットの場合には三番目の式になります。 set_plot_optionでは使うことはできません。 また、plot2d, implicit_plotでは無視されます。


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