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すべてのオプションは、この節のキーワードの1つで始まり、 1つ以上の値が続くリストで構成されます。 オプションのほとんどは (plot2d, plot3d, contour_plot, implicit_plot) どのプロットコマンドでも。また関数set_plot_optionの中でも使うことができます; 例外は以下のリストで指定されます。
適応プロットルーチンで使われる分割の最大数です。
デフォルト値: 5
ここで、symbolはtrue
, false
, x
, y
のいずれかでありえます。
もしfalse
なら、軸は表示されません;
もしx
かy
に等しいなら、xかy軸のみが表示され、
true
に等しいなら、両方の軸が表示されます。
このオプションはplot2dとimplicit_plotだけが使います。
デフォルト値: true
plot3dプロットは
plot2dと同様の水平軸と垂直軸に関してx軸とy軸と、
紙から垂直に出てくるz軸で始まるものと考えることができます。
z軸はその後x軸の回りにelevation
に等しい角度だけ回転され、
その後、xy平面は新しいz軸の回りに角度azimuth
だけ回転されます。
このオプションはazimuthに関する値を単位、度で設定します。
デフォルト値: 30
elevation
も参照してください。
もしtrue
に設定されるなら、
境界枠がプロットに表示されます;
もしfalse
に設定されるなら、
枠は表示されません。
デフォルト値: true
plot2dとimplicit_plotでは、様々な曲線の色を定義します。
plot3dでは、パレットが使われない時、表面のメッシュ線の色を定義します;
表面の片方の側面は色color_1
を持ち、逆の側面はcolor_2を(またはもし1つの色しかないなら、同じ色を)持ちます。
もし色よりも曲線や表面が多いなら、色は順に繰り返されます。 gnuplotを使う時、色は、 青、赤、緑、マゼンタ、シアンまたは黒です; xmaximaでは、色はそれらもしくは文字#で始まり、6桁の16進数字が続く文字列です; 2つは赤成分、2つは緑成分、2つが青成分です。 もし未知の色の名前が与えられたら、黒が代わりに使われます。
デフォルト値: blue, red, green, magenta, black, byan
ここで、symbolはtrue
かfalse
であり得ます。
もしtrue
なら、
plot3dはzの違った値を表現するために、
違った色のパレットを使う時はいつでも、
zの値の大きさに従って使われた色を示す枠が右に示されます。
このオプションはxmaximaでは機能しません。
デフォルト値: false
plot3dプロットは
plot2dでの水平と垂直軸にxとy軸に
紙から直立に立ったz軸から始まると考えられます。
その後、z軸はx軸の回りを elevation
に等しい角度だけ回転し、
xy平面は新しいz軸の回りを azimuth
角度だけ回転します。
このオプションはelevationの値を度単位で設定します。
デフォルト値: 60
azimuth
も参照してください。
3次元プロットのためにx方向、y方向で使われるグリッド点の数を設定します。
デフォルト値: 30, 30
複数のプロットが示される時、プロットのラベルを指定します。
もし与えられたラベルの数より多くの式があるなら、ラベルは繰り返されます。
もし値false
が与えられるなら、凡例は表示されません。
デフォルトでは、式や関数の名前が使われます。また、点の離散集合に関しては、
単語discrete1, discrete2, …が使われます。
このオプションはset_plot_optiionで設定することができます。
水平軸を対数的にスケールするようにします。 set_plot_optionでは使うことはできません。
垂直軸を対数的にスケールするようにします。 set_plot_optionでは使うことはできません。
パレットが使われる時、plot3dがメッシュ線を描くのに使う色を設定します。
オプション color
と同じ色を受け付けます。
(color
で許される色のリストを参照してください。)
値 false
を与えて、メッシュ線を完全に消すこともできます。
デフォルト値: black
plot2dで関数をプロットする時、 関数をプロットするための適応プロットルーチンによって使われる点の数の初期値を与えます。 plot2dやplot3dでパラメトリック関数をプロットする時、 プロットで表示される点の数を設定します。
デフォルト値: 29
1つのパレットか複数のパレットのリストで構成されます。 それぞれのパレットは4つの数が続くキーワード付きリストです。 最初の3つの数は、0と1の間でなければならず、 zの最小値に割り当てられる基本色の色調と飽和、値を定義します。 キーワードは3つの属性(色調、飽和、値)のいずれかがzの値に従っての増えることを指定します。 その最後の数は1よりも大きいこともマイナスでもありえます; 変更された属性の対応する値は法1で丸められます。
gnuplotはリストの中の最初のパレットだけを使います; xmaximaは、複数の表面が一緒にプロットされる時、リストの中のパレットを順に使います; パレットの数が尽きたら、それらは順に繰り返されます。
メッシュ線の色はオプションmesh_lines_color
で与えられます。
もしpalette
が値false
を与えられたら、
表面は陰影されず、曲線のメッシュだけで表されます。
その場合、線の色はオプションcolor
で決定されます。
デフォルト値: [hue, 0.25, 0.7, 0.8, 0.5], [hue, 0.65, 0.8, 0.9, 0.55], [hue, 0.55, 0.8, 0.9, 0.4], [hue, 0.95, 0.7, 0.8, 0.5]
ここでformatは以下のいずれかです; gnuplot, xmaxima, mgnuplot, gnuplot_pipes.
プロットで使われるフォーマットを設定します。
デフォルト値: Windowsシステムではgnuplot, 他のシステムではgnuplot_pipes
true
に設定される時、プロットされる関数は
実数値がプロットされる複素関数と見なされます;
これはrealpart(function)
をプロットすることと同値です。
もしfalse
に設定されたら、
関数が実数値を与えない時には何も表示されません。
例えば、x
が負の時、log(x)
は、
実数値がlog(abs(x))
に等しい複素数値を与えます;
もしplot_real_part
がtrue
だったなら、
log(-5)
はlog(5)
としてプロットされますが、
もしplot_real_part
がfalse
だったなら、
何もプロットされません。
デフォルト値: false
gnuplotでは、 , each set of points to be plotted with the style スタイル“points”か“linespoints”でプロットされた点のそれぞれの集合は このリストから取られたオブジェクトで順に表されます。 もしこのリスト内のオブジェクト以上に点の集合があるなら、 それらは順に繰り返されます。 使うことができる可能なオブジェクト: bullet, circle, plus, times, asterisk, box, square,triangle, delta, wedge, nabla, diamond, lozenge
デフォルト値: bullet, circle, plus, times, asterisk, box, square,triangle, delta, wedge, nabla, diamond, lozenge
このオプションは、プロットをスクリーンに表示する代わりに、 stringに等しい名前のポストスクリプトファイルに保存します。 デフォルトでは、そのファイルは、変数maxima_tempdirで定義されたディレクトリに 生成されます; 変数の値を変えて、違うディレクトリにファイルを保存できます。
プロットフォーマット用の適切なビューアを走らせるかどうか制御します。
デフォルト値: true
様々な関数やデータ一式のために2dプロットで使われるスタイル。 単語styleの後には、1つ以上のスタイルが続きます。 もし与えられたスタイルよりも多くの関数やデータ集合があったら、スタイルは繰り返されます。 それぞれのスタイルは、実線のためにはlines、孤立点のためにはpoints、 線分と孤立点のためにはlinespoints、点線のためにはdotsを取り得ます。 Gnuplotでは、impulsesスタイルも使えます。
スタイルのそれぞれは、いくつかの追加のパラメータとリストの中に入れることができます。 linesは、1つか2つの数を取ります: 線の太さと、色を指定する整数。 デフォルトの色コードは、1: 青, 2: 赤, 3: マゼンタ, 4: オレンジ, 5: ブラウン, 6: ライム, 7: アクア、です。 もしX11ではない端末でGnuplotを使うなら、これらの色は、違っているかもしれません; 例えば、もしオプション[gnuplot_term,ps]を使うなら、色インデックス4は、 オレンジではなく、黒に対応します。
pointsは、1つか2つか3つのパラメータを取ります; 最初のパラメータは、点の半径、 2番目のパラメータは、同じ色を選択する(linesで使われるコードと同じ)整数、 3番目のパラメータは現在、Gnuplotでだけ使われており、点の代わりにいくつかのオブジェクトに対応します。オブジェクトのデフォルト値は、1: 黒丸, 2: 白丸, 3: 十字, 4: ×, 5: 米印, 6: 黒四角, 7: 白四角, 8: 黒三角, 9: 白三角, 10: 黒逆三角, 11: 白逆三角, 12: 黒菱形, 13: 白菱形、です。
linesdotsは、4つまでのパラメータを取ります; 線の太さ、点の半径、色、点を置き換えるオブジェクトのタイプ。
デフォルト値: lines (太さ1で、オプションcolor
で与えられた最初の色を持つ線で結んだ点一式をプロットします)
color
とpoint_type
も参照してください。
パラメトリックプロットのデフォルトの範囲。
デフォルト値: -3, 3
ここで、symbolはfalse
か
関数transform_xy
を使うことで得られる結果をとり得ます。
もしfalse
と違うなら、
plot3dで3座標を変換するのに使われます。
デフォルト値: false
make_transform
, polar_to_xy
, spherical_to_xyz
を参照してください。
2dプロットコマンドの最初の(またはplot3dの最初の二つのどちらかの) オプションとして使われる時、 1番目の独立変数がxであることを示し、その範囲を設定します。 最初のオプションの後(またはplot3dでは2番目のオプションの後)、 プロット内で示される有効な水平領域を定義するために、 再び使うことができます。
1番目の軸をラベルするstringを指定します; もしこのオプションが使われないなら、 plot2dかimplicit_plotで関数をプロットする時、そのラベルは独立変数の名前です。 plot3dで表面を、もしくはcontour_plotで等高線をプロットする時、 そのラベルは1番目の変数の名前です。 パラメトリックプロットの場合、1番目の式です。 set_plot_optionでは使うことはできません。
plot3dでの最初の2つのオプションの1つとして使われる時、 独立変数の1つがyであることを示し、その範囲を設定します。 そうでなければ、 プロットで示される2番目の変数の有効領域を定義します。
二番目の軸をラベルするstringを指定します; もしこのオプションが使われないなら、 plot2dやimplicit_plotで関数をプロットする時、そのラベルは、”y”となり、 plot3dで表面をプロットするときや、contour_plotで等高線をプロットする時、 二番目の変数名となり、 パラメトリックプロットの場合には、二番目の式になります。 set_plot_optionでは使うことはできません。
プロットで示されるzの値の有効範囲を設定するためにplot3dで使われます。
plot3dを使う時、第三軸をラベルするstringを指定します。 もしこのオプションが使われないなら、 そのラベルは、 表面をプロットする時は“z”となり、 パラメトリックプロットの場合には三番目の式になります。 set_plot_optionでは使うことはできません。 また、plot2d, implicit_plotでは無視されます。
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