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現在、Maximaが使う2つの外部のプロットプログラムがあります:
GnuplotとXmaximaです。
これらのプログラムに対して様々な異なるフォーマットがあります。
それらは、オプションplot_format
で選択することができます。
(Plotting Options節を参照してください。)
プロットフォーマットは以下の通りです:
外部のプログラムgnuplotを起動するのに使われます。
gnuplotはあなたのシステムにインストールされていなければいけません。
すべてのプロットコマンドとデータは、ファイルmaxout.gnuplot
に保存されます。
このフォーマットはWindowsプラットフォームでは利用できません。
gnuplot
フォーマットと似ていますが、
データがファイルmaxout.gnuplot_pipes
に保存される一方、
コマンドがパイプを通してgnuplotに送られるところが違います。
gnuplotパイプが関数gnuplot_close()
で閉じられない限り、
1つのgnuplotプロセスが開き続けて、続きのプロットコマンドは同じプロセスに送られ、
以前のプロットを置き換えます。
このフォーマットが使われる時、関数gnuplot_replot
は
スクリーン上に既に表示されたプロットを変更するのに使うことができます。
(gnuplot_replot
を参照してください。)
このフォーマットはスクリーンへのプロットするのにだけ使うべきです;
ファイルへのプロットにはgnuplot
フォーマットを使ったほうがいいです。
mgnuplot
Mgnuplotは、gnuplotのTkベースのラッパーです。 Maximaディストリビューションに含まれます。 Mgnuplotはgnuplotの基本的なGUIを提供しますが、gnuplotの素のインターフェースより 総合的な特長が少ないです。 Mgnuplotは、gnuplotとTckl/Tkを別途インストールする必要があります。
XmaximaはMaxima用Tcl/Tkグラフィカルインターフェースです。 これもまた、コンソールや他のグラフィカルインターフェースからMaximaを走らせた時、 生成されるプロットを表示するのに使うことができます。 このフォーマットを使うには、xmaximaプログラム―これはMaximaと一緒に配布されます― をインストールする必要があります。 もしMaximaをxmaxima自身から走らせるなら、 このフォーマットは、MaximaとXmaximaの間の通信に使われているのと同じソケットを通して、 プロット関数にデータとコマンドを送らせます。 コンソールや他のインターフェースから使われる時、 xmaximaプログラムはそのファイルの位置の名前を引数として起動されます。
以前のバージョンでは、このフォーマットはopenmath
と呼ばれていました;
その古い名前はまだxmaxima
に対する同義語として受け付けられます。
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