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72.2 Functions and Variables for plotdf

関数: plotdf (dydx, ...options...)
関数: plotdf (dvdu, [u,v], ...options...)
関数: plotdf ([dxdt,dydt], ...options...)
関数: plotdf ([dudt,dvdt], [u,v], ...options...)

2次元xyに方向場を表示します。

最初の引数は導関数を指定し、式か2つの式のリストでなければいけません。 dydx, dxdt, dydtxyに依存する式です。 dvdu, dudt, dvdtuvに依存する式です。 それら2つの変数に加えて、 parametersオプションで与えられる数値を持つか(オプション構文法は以下に与えられます)、 slidersオプションで指定される許される値の範囲の パラメータ一式にも、式は依存するかもしれません。

コマンド内やメニューで選択して、いくつかの他のオプションを与えることができます。 プロット上でクリックしたり、オプションtrajectory_atを使って、 積分曲線を得ることができます。 directionオプションを使って、積分の方向を制御できます。 オプションは、forward, backward, bothのいずれかの値を取り得ます。 nstepsで積分ステップの数を与えることができ、 tstepオプションでそれらの間の時間間隔を設定できます。 積分にはAdams Moulton法が使われます; 4次の適応Runge-Kutta法に切り替えることも可能です。

プロットウィンドウメニュー:

プロットウィンドウのメニューには以下のオプションがあります: Zoom, はマウスの振る舞いを変えて、プロット領域上で左ボタンをクリックすることで ズームインできるようになります。 ある点近くをクリックする毎に、クリックした点を中心にしてプロットが拡大されます。 Shiftキーを押しながらクリックすると、 以前の倍率にズームアウトします。 ある点をクリックした時、軌跡の計算を再開するには、 メニューからIntegrateを選択してください。

メニューの中のオプションConfigを使って, 使用中のODE(s)や様々な他の設定を変えることができます。 構成の変更がされた後、新しい設定を稼働するには、 メニューオプションReplotを選択しなければいけません。 もし、座標の組を Configダイアログメニューの場Trajectory atに入れて、 enterキーを押したら、 既に示されているものに加えて、新しい積分曲線が表示されます。 Replotが選択された時は、 入れられた最後の積分曲線だけが表示されます。

右マウスボタンを押しながらカーソルを動かすと、 プロットを横や上下にドラッグできます。 ステップ数やtの初期値、x, yの中心や範囲のような追加パラメータは、 Configメニューで設定できます。

プロットのコピーは、メニューオプションSaveを使って、 ポストスクリプトファイルとして保存できます。

プロットオプション:

plotdfコマンドはいくつかのコマンドを含むかもしれません。 それぞれのコマンドは複数の項目のリストです。 最初の項目はオプション名で、 残りはオプションに割り当てられる値から成ります。

plotdfが認識するオプションは以下の通りです:

例:


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