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43.2 Functions and Variables for cobyla

関数: fmin_cobyla (F, X, Y)
関数: fmin_cobyla (F, X, Y, optional_args)

オプションの制約の組を条件として多変数Xに関する式Fの近似的最小を返します。 YXに対する初期推測のリストです。

Fは関数名やラムダ式ではなく、通常の式でなければいけません。

optional_argsは、 symbol = valueのように指定される付加的な引数を表します。 認識されるオプションの引数は以下の通りです:

constraints

Xが満たさなければいけない不等式と等式の制約のリスト。 不等式制約は、 形式g(X) >= h(X)もしくはg(X) <= h(X)の 実際の不等式でなければいけません。 等式制約は 形式g(X) = h(X)のものでなければいけません。

rhobeg

単体のサイズを制御する内部RHO変数の初期値(デフォルトは1.0)。

rhoend

要望される最終値rhoパラメータ。 近似的に変数の精度です。(デフォルトは1d-6)

iprint

冗長な出力レベル(デフォルトは0)。

  • 0 - 出力なし
  • 1 - 計算終了時にまとめ
  • 2 - 変数のベクトルやRHOが減らされる時のある函数情報と一緒に、 RHOとSIGMAのそれぞれの新しい値が印字されます。
  • 3 - 2と同様ですが、F(X)が計算される時情報が印字されます。
maxfun

函数評価の最大回数(デフォルトは1000)。

返す時、ベクトルが与えられます:

  1. 最小を与える変数の値。 これは Xの中にリストされた変数のそれぞれに関する 形式var = valueの 要素のリストです。
  2. 最小化された函数値
  3. 函数評価の回数
  4. 以下の意味を持つリターンコード
    1. 0 - エラーなし。
    2. 1 - 函数評価の最大回数の上限に到達した。
    3. 2 - 進行を妨げる丸め誤差。

load("fmin_cobyla")はこの関数をロードします。

関数: bf_fmin_cobyla (F, X, Y)
関数: bf_fmin_cobyla (F, X, Y, optional_args)

この関数は、 多倍長浮動小数点演算が使われること、 rhoendのデフォルト値が10^(fpprec/2)であることを除いて、 fmin_cobylaと同一です。

更に知るにはfmin_cobylaを参照してください。

load("fmin_cobyla")はこの関数をロードします。


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