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キーワードコマンドは、Maxima式として解釈(interpret)されない特殊キーワードです。
キーワードコマンドは、ブレイクプロンプトではできませんが、Maximaプロンプトやデバッガープロンプトで入力できます。
キーワードコマンドはコロン’:
’で始まります。
例えば、Lisp形を評価するには、
may type
:lisp
の後に評価される形式をタイプします。
(%i1) :lisp (+ 2 3) 5
取られる引数の数は、特定のコマンドに依存します。
コマンド全体をタイプする必要はありません、ただブレイクキーワードの中で唯一であれば十分です。
例えば、:br
は :break
のために十分です。
キーワードコマンドは以下にリストされます。
:break F n
関数F
の中に関数の頭から行オフセットn
で
ブレイクポイントを設定します。
もしF
が文字列として与えられたら、
ファイルと仮定され、n
はファイルの頭からのオフセットです。
オフセットはオプションです。
もし与えられないなら、ゼロと仮定されます。
(関数かファイルの最初の行。)
:bt
スタックフレームのバックトレイスを印字します。
:continue
計算を継続します。
:delete
指定されたブレイクポイントを、もし指定されないならすべてのブレイクポイントを削除します。
:disable
指定されたブレイクポイントを、もし指定されないならすべてのブレイクポイントをディセーブルにします。
:enable
指定されたブレイクポイントを、もし指定されないならすべてのブレイクポイントをイネーブルにします。
:frame n
スタックフレームn
を、もし指定されないなら現在のフレームを印字します。
:help
デバッガーコマンドに関するヘルプを印字します。 もし指定されないなら、コマンドすべてのヘルプを印字します。
:info
項目についての情報を印字します。
:lisp some-form
some-form
をLisp形式として評価します。
:lisp-quiet some-form
Lisp形式some-form
を出力せずに評価します。
:next
:next
は関数コールをステップオーバーする点を除いて、
:step
のようなものです。
:quit
計算を完了せずに、 現在のデバッガーレベルから抜けます。
:resume
計算を継続します。
:step
新しいソー行に至るまで計算を継続します。
:top
計算を完了せずに(任意のデバッガーレベルから)Maximaプロンプトに戻ります。
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