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38.2 Keyword Commands

キーワードコマンドは、Maxima式として解釈(interpret)されない特殊キーワードです。 キーワードコマンドは、ブレイクプロンプトではできませんが、Maximaプロンプトやデバッガープロンプトで入力できます。 キーワードコマンドはコロン’:’で始まります。 例えば、Lisp形を評価するには、 may type :lispの後に評価される形式をタイプします。

(%i1) :lisp (+ 2 3) 
5

取られる引数の数は、特定のコマンドに依存します。 コマンド全体をタイプする必要はありません、ただブレイクキーワードの中で唯一であれば十分です。 例えば、:br:breakのために十分です。

キーワードコマンドは以下にリストされます。

:break F n

関数Fの中に関数の頭から行オフセットnで ブレイクポイントを設定します。 もしFが文字列として与えられたら、 ファイルと仮定され、nはファイルの頭からのオフセットです。 オフセットはオプションです。 もし与えられないなら、ゼロと仮定されます。 (関数かファイルの最初の行。)

:bt

スタックフレームのバックトレイスを印字します。

:continue

計算を継続します。

:delete

指定されたブレイクポイントを、もし指定されないならすべてのブレイクポイントを削除します。

:disable

指定されたブレイクポイントを、もし指定されないならすべてのブレイクポイントをディセーブルにします。

:enable

指定されたブレイクポイントを、もし指定されないならすべてのブレイクポイントをイネーブルにします。

:frame n

スタックフレームnを、もし指定されないなら現在のフレームを印字します。

:help

デバッガーコマンドに関するヘルプを印字します。 もし指定されないなら、コマンドすべてのヘルプを印字します。

:info

項目についての情報を印字します。

:lisp some-form

some-formをLisp形式として評価します。

:lisp-quiet some-form

Lisp形式some-formを出力せずに評価します。

:next

:nextは関数コールをステップオーバーする点を除いて、 :stepのようなものです。

:quit

計算を完了せずに、 現在のデバッガーレベルから抜けます。

:resume

計算を継続します。

:step

新しいソー行に至るまで計算を継続します。

:top

計算を完了せずに(任意のデバッガーレベルから)Maximaプロンプトに戻ります。

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